Friday, August 30, 2013

ルイ ヴィトン「THE END」東京公演


東京・渋谷のBunkamura オーチャードホールにて、渋谷慶一郎、初音ミクによる新作オペラ「THE END」の公演が決定した。初音ミクの衣装はルイ ヴィトンが担当、アーティスティック・ディレクターであるマーク・ジェイコブスと彼のスタジオチームによるスペシャルコラボレーションだ。

作品中でミクが着用している衣装は、ルイ・ヴィトン 2013年春夏コレクションをもとに、彼女の体型や独特な雰囲気に合わせてデザインしたオリジナル作品。幾何学的な世界をロマンチックに表現し、ルイ・ヴィトンの代表的なダミエモノグラム・モチーフを身に付けた初音ミクがデジタライズされた映像は、極めて現代的であると同時に全く新しい初音ミク像を提示している。トゥミリュック

この直線的なデザインはバックや靴にも展開。ミクが持つ、ルイ ヴィトンのアイコンバッグのひとつである「スピーディ」を再解釈したバッグは、オリジナルのかたちを、あえてスクエアやキューブ型に作り直されている。シューズは長いポインテッドでアッパーにリボンをあしらい、大胆な幾何学模様を作り出している。ヒールはスクエアにデザインされたメタル製。

なお、舞台美術はレム・コールハースのニューヨーク事務所の代表でもある、建築家・重松象平が手がけていることも注目だ。

音楽家/アーティストの渋谷慶一郎と、演出家/演劇作家の岡田利規、映像作家のYKBX 他、時代の先端を担う気鋭のアーティストによるコラボレーション作品として誕生した新作オペラ。人間不在のオペラ、つまり従来のオペラの中心となるオペラ歌手やオーケストラなどは一切登場せず、初音ミクとボーカロイドによるアリアやレチタティーボ、コンピュータによる音響、映像によって物語が展開。コンピュータ制御された映像と音響による人間不在の完全に新しい「オペラ」だ。クラシックやオペラの殿堂オーチャードホールに10.2 チャンネルのサラウンド音響と1万ルーメンを超える高解像度プロジェクター7 台を持ち込み、言わば電子の要塞化されたデジタルな環境の中で「わたしは死ぬの?」と自問するミクの旅が始まる。トゥミビジネスバッグ

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